心を運ぶ、「こどもミュージアムトラック」

とっても素晴らしい活動に出会いました!
「なんとかして、危険運転・交通事故を無くしたい…」
トラック運転士の願いから生まれたトラックが『こどもミュージアムトラック』です。

こどもミュージアムトラックとは、こども達の絵をトラックにラッピングすることです。

こどもミュージアムトラックにすると…
●運転士の運転が優しくなります。
●後ろを走っている車の運転が優しくなります。
●サービスエリアでいろんな人から声をかけられます。
●その他お取引様からも声をかけられます。
●トラックを見た全ての人の心に「優しい気持ち」が生まれます。

この活動を広めている方が、高槻市の(株)宮田運輸の代表取締役社長 宮田博文さんです。

宮田社長は、4年前に自社のトラックが起こした事故により、失われた43才の命と、
仕事に一生懸命取り組んでいながら事故を起こしてしまった43才の社員、その双方の家族を
含め人生を狂わした事故の悲惨さに、なんとか事故を防ぐ手立てはないかと模索していました。

運転士の心に「ゆとり」や「優しい気持ち」が無ければ事故は無くならない、そう思い至った時、
一人の運転士が自分の子供の絵をダッシュボードに飾っているのが目にとまったそうです。
子供が一生懸命描いたものは真っ直ぐに心に届く。そう気づいた瞬間でした。

その後、自社のトラックにこども達が描いた絵をラッピングする活動を開始したのです。
そうすると、トラックを大切にする運転士が増えてきたことはもちろん、トラックを拝む
おばあさんや、一緒に写真を撮りたいという女子大生も目にしてきました。
また、煽ってくる車もなくなったとのことです。

宮田社長はこの活動を全国に広め、日本国内を走っている150万台の50%の75万台にラッピング
することを目指して活動中です。

「日本中にこどもミュージアムトラックを走らせたい!」「みんなで優しい社会を作りたい!」
という気持ちは昨年NHKでも取り上げられました。

私もこどもミュージアムトラックを見てみたい!見たらすぐにアップします。

関連記事

  1. 障害者アートが商品となり、仕事に繋がりました!

    就労支援施設に通うメンバーが、心のままに描いた『うし』をデザイン化しクリアフ…

  2. 灘浜緑地の清掃活動を行いました!

    8/5(土)灘浜緑地の清掃活動をしました。ゴミは前回より少なめでしたが、…

  3. みんなでつくる「ゆめのはこ」

    本日、神戸市灘区将軍通にオープンしました!子ども達、障害を持った方々…

  4. 六甲山の茶屋ガイドマップに載っている茶屋を巡りま…

    とっても晴れた5/18(土)。茶屋巡りのスタートを切りました!まずは…

  5. 2017年を振り返って③「女性が政治に興味を持つ…

    2017年を振り返ってシリーズの第3弾です。今年の活動の締めくくりの一つ…

  6. 関西広域連合8月定例本会議にて一般質問を行いまし…

    関西広域連合8月定例本会議にて一般質問を行いました。今回は発言内容をそのまま…

  7. 介護ロボット調査の報告(動画あり)

    9/1に介護ロボット開発の現状と普及について調査をして参りました。伺った…

  8. 芸術に「さわってみて下さい」

    平成31年2月15日、兵庫県議会棟ロビーにて「さわるアート」が一日開催されま…

PAGE TOP