1月8日(祝・月)は、冷たい雨がショボショボと降る中、大勢の新成人の方々に囲まれて駅から
グリーンアリーナ神戸までの道のりをゆっくり、ゆっくり、と歩いて参りました。
今年の神戸市の新成人は15,000人、会場にはその1/3の5,000人が集いました。
ムンムンの若さに圧倒されながも、お嬢さん方の着物姿を見ているだけでも楽しい気持ちになり、
30数年前の自分を思い起こしていました。
久元市長は、
「現代はネット社会ではあるが、こうして顔を会わして会うことの素晴らしさを心に刻んで欲しい」
と挨拶されましたが、私も全く同感です。
「20歳のお祝い」という一生に一度しかないこの日をしっかりと心に刻んで、これから社会人と
しての在り方を考えて欲しいと切に願った一日でした。
今年の成人式は、公募で集まった11名の新成人が企画に参加し、「CHANGE」を合言葉に
「魅力ある大人に変わろう!」など、自分を変えることをテーマとしていました。
「周りを変えたければ、まず、自分から!」と言う言葉はよく聞きます。
確かに現代人は「くれない病」にかかっている人が多いです。
やってくれない、わかってくれない、言うとおりにしてくれない、と相手ばかりに要求をしています。
若い人が自分から変わろうという気持ちになってくれたことに、私達はどう応えるのかを問われて
いるなぁと思いながら帰途につきました。