目の代わりとなるAI技術!

「視覚障がい者AI誘導装置(ダイナグラス)」が希望の光となります!
先日、兵庫県立工業技術センターと㈱デジタルアテンダント(東京都)の共同開発で進めていた「視覚障がい者AI誘導装置(ダイナグラス※)」の研究プロジェクトの発表会がありました。

ダイナグラスとは、目の見えない方が、小型カメラを首に掛け、そのカメラが捉えた映像を言語に変えて、情報をお伝えするという機械の名称です。
AIが誕生したからこそ実現できた技術ですが、長年、兵庫県と民間会社が研究開発を続け、実用化が可能となりました。
視覚障がい者の方々の補助としては「白杖」や「盲導犬」があげられますが、これは障害物を探知するものであり、目に変わるものではありません。

ダイナグラスは、信号の青・赤を感知して安全な歩行を誘導したり、メニューや新聞を読んだりすることができます。
私は今回の一定の分野での実用化において、まず、神戸市から、日常生活用具※として認定してもらえるように、デジタルアテンダントの金子社長と共に、神戸市の担当者に説明に伺いました。

視覚障害者のQOLを高める素晴らしい技術ですが、機材の購入に対する助成金を取得するまでには様々な要件をクリアしなければなりません。
これからも、一歩、一歩進めて参ります。
北浜
※ダイナグラス
https://glass.digitalattendant.co.jp/
※日常生活用具
https://www.mhlw.go.jp/…/shougaishah…/yogu/seikatsu.html

関連記事

  1. 兵庫県の防災備蓄倉庫に行って来ました

    三木市総合防災公園の陸上競技スタジアムに設置されている防災備蓄倉庫に行って来…

  2. 「あなたはハンセン病の事を知っていますか?」

    2月4日に、「ハンセン病問題に関するシンポジウム」が開催されました。この…

  3. 12/1(日)灘浜緑地公園清掃

    灘浜緑地公園に「菜の花畑」が設えられました🧡例年3月に開…

  4. 命をつなぐ臍帯血、その30年の歩みに触れて

    臍帯血(さいたいけつ)💉ってご存知ですか?&#x2728…

  5. 視覚障害の方々が安心して通行できる灘区を目指しま…

    先日、視覚障害の方がお話をして下さいました。「白杖を持つ方々が、狭い…

  6. 日本庭園の素晴らしさを世界に知らせる庭師さん

    85歳の栗栖宝一さん(日本庭園デザイナー)にお会いしました。神戸市中…

  7. 観光は“体験”の時代へ——盛山正仁先生と語る観光…

    地域の宝物💎を探して🔍️みませ…

  8. 「巨大ヒアリにドッキリ!!」

    11/14(火)に、三田市にあります「人と自然の博物館(ひとはく)」に行って…

PAGE TOP