何かあった時にまず困るのが水!
坂の多い神戸では、給水車まで行くのも大変!
そんな地域の皆様の声を聞き、神戸市灘区篠原北町の自治会が立ち上がり、
地域の皆様に声を掛けました。
防災用水の確保に、地下水の豊富な神戸の町に住む利点を活用して井戸を掘りました。
この井戸を作るには400万円かかる、水質検査に40万円かかる。
この費用をどう捻出するかという問題に忽ち直面されました。
それからは、空き缶を集めたり、様々な活動を行い資金を調達してこられました。
そのお披露目式に参列させて頂きました。
本日、この日を迎えることができて、地域の皆様の喜びはひとしおだと思います。
でて来た水はとても美味しい「宮水」であり、この井戸から出た水を「篠原の名水」
と命名されました。
地域の防災は、地域力と言われていますが、まさにその地域力の現れを見ました。