ごあいさつ
「介護・子育て・医療に全力投球!」のスローガンを
活動の柱に!
神戸市灘区の皆様から平成23年に県議会議員にご推挙頂き、地域の皆様と共に安心で安全な地域作りに日々邁進しておりましたが、その活動も12年間が過ぎ、様々な思いがめぐって参ります。
12年前の3月11日、地域訪問をさせて頂いていたお宅で、「大変!家が浮いて流されている!!」という情報が突然入ってきました。東日本大震災の発生です。この重大ニュースにより地域活動は即中止となり、議席を頂いてからの活動は、災害対策から始まりました。
私個人としても、市民救急インストラクターとして長年活動しておりましたが、東日本大震災の支援に関して、如何に兵庫県がかかわって行くべきかを、模索することから始まりました。
県民一人ひとりに、防災意識が高まる中で、私も防災リーダーとなり、更に防災士の資格を取得し、防災についてしっかりと討論できる知識と経験を積み上げて参りました。
しかし、この12年間、自身の非力さ、不甲斐なさに悔しい思いをしたこともございましたが、皆様の激励を心の支えに一生懸命に努めて参りました。
私の活動骨子は「介護・子育て・医療に全力投球!」です。スローガンを挙げるのは誰でもできますが、その言葉をどのように捉え取り組んで行くのかが大切と考えます。
まず、私が考える「介護」とは、支え会う介護です。誰か一人だけに負担のかからぬよう、地域と共に様々な角度から介助をする。その為に地域包括ケアシステムをしっかりと構築して参ります。元気な高齢者を作ること、これは高齢者の生き甲斐作りと繋がります。高齢者に社会参加をしていただく機会を沢山作り、社会に必要不可欠な存在になって頂くことが大切です。
次に「子育て」です。子供達は、周りの環境に大きく影響を受ける存在です。その環境をより良く整えるのは大人の仕事です。
児童虐待は決して許せません。早期発見は勿論のこと、虐待をする大人の環境を整えることが急がれます。子供の命を守り、未来に繋げる活動を声を大にして続けて参ります。
三つ目の「医療」とは、私たちの生活に安心を約束する大きな柱は医療の充実です。医療に対する不安が取り除かれればどんな僻地にいても安心と感じられます。その為には、医療・介護のネットワーク作りが必須なのです。遠隔医療や訪問看護の充実などに取り組んで参ります。
現在SDG’sの取り組みが世界的に広がっております。「持続可能な開発目標」を掲げて、世界が抱える問題を解決するために様々な活動が沸き上がって来ています。その考えの中の「誰一人として取り残されることのない社会」の為に私なりに出来ることを考え行動してまいります。今後とも皆様からのご指導、ご鞭撻を賜りますよう、切にお願い申し上げます。
北浜 みどり 拝