「第4回 知的障害者によるアンクルン演奏会」に行ってきました。
知的障害を持つ方々がインドネシアの竹製伝統楽器アンクルンを演奏する
会でありますが、今年は神戸市民オーケストラとの共演をするということで、
大変楽しみにして参りました。
メンバーは休憩をはさむとはいえ、約2時間にも及ぶいくつもの曲を楽譜を見る
こともなく演奏し、また、市民オーケストラと堂々と合わせて感動的な音楽を
聞かせてくれました。
なかには重度の知的障害や脊柱側弯症を持つ方もあり、立ち続けることさえ
辛いと考えますが、皆さん微動だにせず一心不乱にアンクルンを奏でておられました。
「障害者が演奏しているから、この程度で良いんじゃない」という甘えは微塵も
感じられないその姿に、ただ、ただ驚くばかりで、私の今までの障害者に対する
概念が一気に変わった一日でした。