2017年を振り返って②「大自然を感じられる防災が嬉しい!」

2017年を振り返ってシリーズの第2弾です。
今年の中盤戦は、景観と防災を考える議員連盟の活動を実現しました。
東日本大震災の津波被害は大変大きな傷を残しました。その結果、14メートルもの防潮堤が
建設されています。全く海が見えなくなり、逆に防災面で問題ではないかと云われています。
今、防災機能を持ちつつ景観を損なうことのない取り組みが求められています。

このような取り組みとして、当議連は、本年9月に広島県福山市にある「鞆の浦」に行き、
江戸時代からの港町を守り続ける地域活動を研究し、更に窓つきの防潮堤も視察しました。
景観を守り続けながら防災も担う取り組みは、地域住民の声をしっかり聞くことであり、
工夫と実行力が求められます。
また広島市宇品港の市民広場は、芝生で覆われた広場がそのまま防潮堤の役割をしていました。
とてもゆったりとした空間であり、一日中いたくなる場所でした。
また、港湾倉庫を改修したおしゃれなお店が並ぶ界隈は、海に面した階段に人びとが憩い、
落ちついた雰囲気を醸し出しています。
その段々の階段も防潮堤の役目を担っています。
これらの取り組みは正に景観を重要視した防災施設であり、今までの壁を作って防潮堤と
するものとは大きく違い、今後の兵庫県の防災政策に大きな参考になりました。

関連記事

  1. 兵庫県の防災備蓄倉庫に行って来ました

    三木市総合防災公園の陸上競技スタジアムに設置されている防災備蓄倉庫に行って来…

  2. 障害者支援に頑張る若い人達に会って来ました!

    障害者支援に頑張る若い人達に会って来ました!神戸市中央区のマンション…

  3. 別所キミヱさんに感激の握手!パラ卓球の現場で得た…

    キャ〜😆 別所さんに、握手🤝してもらいました…

  4. 世界に誇る吊橋へ。大阪湾岸道路西伸部を訪問しまし…

    早くできないかなぁ〜💕一日千秋の思いで眺めています&#x…

  5. 犯罪被害者等支援条例検討会を傍聴させて頂きました…

    条例に魂を入れる!血の通った支援を!犯罪被害者の会の方の発言に心揺さぶら…

  6. 県民の命と暮らしを守る研究機関──健康科学研究所…

    県民の生活の安全を、日々支えてくれています。☺️…

  7. 「人への思いやり」が社会を明るくする

    区民集会において、神戸市立長峰中学校3年の中井雄太君が作文を発…

  8. 現場主義が社会を動かす——盛山正仁先生の言葉と政…

    「視覚障害者の皆様が一番困っておられることはどのようなことですか?」これ…

PAGE TOP