日本で初めての障害者アートの常設展示場が、神戸市灘区の兵庫県立美術館王子分館 原田の森にて開設されました。
10/20〜10/25は、オープン記念特別展が開かれています。この特別展では、
○世界でも称賛を浴びている、障害者が全身を使って書いてくれた力強い〈風遊〉の書
○プロの芸術作品として障害者アートを作り上げている〈やまなみ工房〉の作品
○障害者支援に長い歴史を持つ〈ウィズアス〉の作品
○障害を持つ小学生から30代まで幅広い方達が楽しんで描いている絵画作品
○アートを通じて多世代共生の場づくりに45年以上も努力されている〈カナウ〉の作品
素晴らしい作品達が一同に会した特別展示会です。
さらに、今回の企画で特筆すべき事があります。
それは、障害者アート作品をアクリル版に刻んで、利益を生むインテリア商材にするという試みです。
『アクリルアート』への転換は作品を作る障害者の意欲を増すことは間違いなく、彼らの新しい仕事創出に繋がります。
今回の企画は、障害者アートの記念すべき第一歩です。
原田の森が、全国の障害者アートのメッカとなり、素晴らしい芸術作品が兵庫県から発信される事を切に願っております。