平成31年2月15日、兵庫県議会棟ロビーにて「さわるアート」が一日開催されました。
当日は、議場コンサートが開催された日であり、県下から200名近い県民が集まりました。
特に今回は視覚障害者協会の方々もご招待し、議場で演奏される芸術文化センター所属の
オーケストラの生演奏を堪能していただきました。
県政150年記念事業として、この一年間県内で展示してきました「ミロのヴィーナス」を、
県庁3号館ロビーに設置し、多くの方々に触れていただけて、大変嬉しく、また、もっと多くの方々に
知って頂きたいと強く感じた次第です。
このミロのヴィーナスは世界に3体しかない復刻版であり、海の底を引きずられた跡など、本物と
全く変わらない、大変生々しい部分まで実際に触ることが出来ます。
限りなく本物に近いミロのヴィーナスの展示は、六甲山の上美術館の矢野館長が手で触れて芸術の
素晴らしさを実感していただきたいという強い思いから実現しました。
私もその思いに感銘し、出来る限りの応援をしております。
今回、議会棟での展示に関しては議会事務局の方々のご尽力を賜り、実現致しました。
多くの皆様の温かい気持ちが、2月15日に実現しましたことを心から感謝申し上げます。
この「さわるアート」の取り組みは2021年度からの美術の教科書に掲載されることになりました。
次にミロのヴィーナスに会えるのは3月16日の150周年記念事業フィナーレイベントです。
この日は、公館に展示されます。もっともミロのヴィーナスが設置られるに適した場所です。
是非とも皆さまお誘い合わせのうえ、ご覧下さいますようお願い申し上げます。