「GOOD JOB!センター 香芝」の素晴らしい活動

GOOD JOB!センター香芝での活動は、障害のある人々が”社会サービスを受ける存在”にとどまるのではなく、その個性豊かな表現力を用いて、独特な感性と独自性をもつ素晴らしい商品を生み出して、社会の生産活動に参加する取り組みである。
当センターでは、日本全国から集められた障害者アートを活用した商品が所狭しと陳列され、それらの販売や、発送業務を請け負うことでも確実に利益上げていた。

また、民芸品の業者と提携し、張り子の製作に取り組んでおり、特に干支シリーズにおいては年間の受注個数も定着し、安定した収益を上げている。その様々な張り子のデザインは、障害をもったメンバーが描いた動物画を基にしてプロのデザイナーが立体化したり、メンバーの粘土細工などをスキャンしてデータ化し、3Dプリンターで作成した土台を基に量産していた。
正に私が長年求め続けていた、障害者アートが利益を生む商品に生まれ変わっている現場でありました。

さらに、障害者就労支援事業所が地域社会に溶け込んでいる証として、地域の小学生の社会見学を数多く受け入れており、当日も2組の見学がありました。子供たちに障害とは何かを説明するより、実際に触れ合い、語り合うことの重要性を地域が理解し推奨している事を強く感じた次第です。

そして、メンバーは自分の作品を本当にうれしそうに子供たちに説明し、子供たちもそれに素直に答えている姿に、ユニバーサル社会の真の姿を見た気がしました。

今回の視察は、夢が夢で終わるのではなく、実現するものであると私の背中を強く推してくれた内容でありました。神戸市内において、等事業所のような素晴らしい施設を一日も早く開設できるように、様々な方々のご協力を得て前進して参ります。

関連記事

  1. 9月29日定例会で一般質問をいたしました。

    一般質問の模様はYoutubeにてご覧ください。1.こども家庭庁の政策に…

  2. 地域の担い手づくりに苦心しています!

    令和5年3月15日に開催の「神戸つながるトーク」に参加しました。神戸…

  3. 「命」と「地域の未来」を問う──県議会一般質問で…

    大変遅ればせながら、ご報告させて頂きます。m(_ _)m第371回定例会…

  4. スピード感が違う、凄い迫力!

    晴天の下、障害者のじぎくスポーツ大会の第一日目(車いす使用者の部)が神戸市総…

  5. 北浜みどり県政報告会ダイジェスト公開|皆様の声に…

    7年ぶりの県政報告会。皆様のご意見を頂きました!☺&#xfe0…

  6. 令和6年能登半島地震兵庫県義援金の募集について

    地震発生から120時間経った現在、高齢女性が救出されたというニュースに良かっ…

  7. 六甲山の茶屋ガイドマップに載っている茶屋を巡りま…

    とっても晴れた5/18(土)。茶屋巡りのスタートを切りました!まずは…

  8. 高校生の取り組みに、驚きと感謝

    昨年の夏に長田高校の生徒さんが、政治について探求しているのでインタビューを受…

PAGE TOP