高校生の取り組みに、驚きと感謝

昨年の夏に長田高校の生徒さんが、政治について探求しているのでインタビューを受けて欲しいと依頼がありました。
藤本政調会長と共にできる限り丁寧にお応えをさせていただきましたが、その時の内容はブログにも掲載させて頂きました。
その報告を先日頂きましたので、高校生の素晴らしい活動を皆様にもご紹介させて頂きます。

以下、本文の通り掲載します。(個人名は削除)

兵庫県立長田高校人文数理探究類型政治班の○○、○○、○○です。

昨夏は貴重なお話をいただき、ありがとうございました。

お話を参考にし、考案した授業を小学校6年生2クラスに実施しました。

授業内容は、「大きな政府と小さな政府、どちらが良いか」という題での話し合いと模擬投票です。

インタビューの中で、「政治とは税金の使い道を決めることである」というお話があり、税金は小学生にも身近であり、興味を持ちやすいのではないかと考えたからです。

私たちは授業の中で、政治とは投票などによって国民が自分の意見を伝え、その国をよりよくしていくためのものであり、投票しないというのはその国がどうなってもいいと言っているのと同じことです、など、簡単な言葉で投票への参加を促しました。

また、実際の投票では周りの人との話し合いを通して自分の意見を固める必要があるため、話し合いの中で何度でも自分の意見を変えてもいいことにしました。

その授業の結果、政治へのプラスイメージを持つ児童が増え、マイナスイメージを持つ児童が減りました。

話し合いや模擬投票が政治への関心の向上につながったと考えられます。

また話し合いにおいて、児童自身が積極的に司会進行や意見交換を行っていたことから、小学校高学年からでも主権者教育は可能であると分かりました。

しかし、授業の実践を通して、主権者教育の効果を感じることができた一方、教育の継続の必要性を実感し、小学校教員や外部教員の方の活動が不可欠だと感じています。

私たちの探究を少しでも国や地域で役立てていただくには、どのような方法で国や地域に、私たちの探究の結果をお伝えすればよいか、教えていただきたく、連絡させていただきました。

よろしくお願い致します。

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