視覚障害の方々に花火を体感して頂きました

3/28(木)宝塚市の河川敷で〈宝塚きずな花火〉が打ち上げられました。

雨が降る中ではありましたが、多くの市民が集まり、約3分間の音楽と花火のシンクロ「音楽花火」が繰り広げられました。
この企画は、視覚障害を持つ方々に花火を感じていただこう!という思いの宝塚市民が集まり、実現したものです。

雨の中ではありましたが、9名の視覚障害を持つ方々がガイドヘルパーさんと共に参加されました。

「生の花火を感じられた!」
「本当に素晴らしかった!」
「身体の芯に響く音がとても気持ち良かった!」
等々、参加された方々の心からの声を聞かせて頂きました。

私は「ダイナグラス(映像認識音声ガイド)」がどのように花火を説明するのかを試してみました。
AIが判断した「情景認識」は次のような説明でした。
『夜空に赤や黄色の線を描く花火が見えます。周りの人たちは笑顔で楽しんでいます。』
他にも話していたようですが、花火の爆発音で聞き取りにくい状況でありましたが、何とか説明しようという努力は感じられました。

目が見えない方が花火を感じる。耳が聞こえない方が演奏を見て感じる。
できないと決めつける前に、挑戦する事に真の意味はあると感じられた夜でした。

北浜 拝

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