新しい循環型設備(バイオネスト)は、まるで鳥の巣でした。

先日、兵庫県立淡路景観園芸学校の嶽山教授にグリーンインフラについてご教授を頂きました。
猛暑や局所的豪雨といった異常気象を引き起こすヒートアイランド現象に対する政策の一つに、都市緑化事業があります。

アメリカ南部ニューオリンズの取組を紹介します。

①市民ボランティアが街中に植物を植える
②雨が土から地中に浸透する
③浸透した雨水が貯水槽に溜まる
④貯水槽の雨水を散水して温度を下げる

街路樹や緑地公園を沢山設置することでヒートアイランド現象を緩和し、景観も良くなります。
ニューオリンズ市もこの取組を支援しています。

日本の事例をひとつ紹介します。

日本は雨が多いため、雑草が大変良く育つので手入れが必須です。
そこで「バイオネスト」が登場します。
草引き後の雑草を集めて発酵させ、堆肥に変えて園芸や緑化に再利用する、という取組です。

取組はまだ実験中ですが、発酵している草の中にはカブトムシの幼虫を見つけることもできます。
バイオネストが学校や町に設置されると、子供たちが自然に触れることができる大切なスペースになるに違いありません。

今後も、この様な新しい挑戦に楽しく取り組んで参ります。

北浜 拝

関連記事

  1. 県の功労者表彰を頂きました。

    あっという間の10年でした。兵庫県議会議員に神戸市灘区の皆様からご推挙を…

  2. 「赤ヘル旋風の立役者!鉄人衣笠!」に会えて感激で…

    9/16~9/19に行われたスポーツマスターズ兵庫大会の前夜祭にての一時。…

  3. 「笑いは、認知症をも吹っ飛ばす!」

    この度、神戸市灘区のデイサービス「笑福門」の活動に参加させていただく事となり…

  4. 小さないのちのドア(2)/北浜みどりのYou T…

    引き続き「小さないのちのドア」についてです。永原先生のお話は、本当に…

  5. 小さないのちのドア(1)/北浜みどりのYouTu…

    「小さないのちのドア」永原郁子先生との対談をアップしています。皆様、…

  6. 伊勢志摩 視察報告

    7月中旬 伊勢志摩サミットが行われた会場に行き、三重県の対応や警察の警備につ…

  7. 高校生の取り組みに、驚きと感謝

    昨年の夏に長田高校の生徒さんが、政治について探求しているのでインタビューを受…

  8. 小規模水力発電が灘区水車新田でスタートしました!…

    10年の月日をかけて漸く実用化となった小規模水力発電です。六甲山…

PAGE TOP